自営業者のための福利厚生制度「ぱる新宿」
会社に勤めているなら、会社の福利厚生制度があるけれど、うちは自営業だから関係ないなあと思っていたのですが
地方公共団体が補助金を出してくれている福利厚生用の公益社団法人というものがありまして
うちは今新宿区に事務所があるので、「ぱる新宿」という団体に入っています
http://www.pal-shinjuku.jp/pal/
ここは、新宿区が補助金を出している団体で、入会金200円、月会費500円。
利用できるサービスは多岐にわたります。
我々がよく利用するのは、ホテルビュッフェ、遊園地、ホテル宿泊、図書券、百貨店商品券、ぐるっとパス(美術館、博物館の入場券の束https://www.rekibun.or.jp/grutto/)などなど
毎月はじめに会員誌が届き、その月のサービスを選んで、ネット、FAX、電話で注文し、コンビニなどで支払いをする、というシステムです。
会員誌に載っていなくても、常時割り引いてくれるサービスもありますが、会員誌に載っているものは特に割安なので、毎月始めが楽しみになります。
ホテルビュッフェの一例、京王プラザのグラスコートが6000円のところ、4200円。プリンスホテルに至っては、3080円が1700円になります。
こういう機会があると、ファミレスなど安い外食に行くのを数回やめて、せっかくだからホテルの美味しいご飯を食べようかなと、思うようになります
博物館や美術館のチケットでは、例えば国立科学博物館の特別展の入場料1500円が800円になったり
定価2200円のぐるっとパスが1500円で買えたりします。
ぐるっとパスは一冊で95ケ所もの美術館、博物館に、無料または割引で入れるのチケットの束なのですが、そのうちのたった2ケ所ほど行けば大抵もとが取れてしまいます。
一度どこかに入場すると、その日から二ヶ月間と有効期限が決まってしまうのですが、このように期限が決められているからこそ、早くどこかに行かなくちゃ!と、出かける動機づけになり、色々な展示を見られることになります
遊園地はもっと安くて、場所によっては7割引、8割引にもなります
いくら安くなるといっても、出かけたらそれだけ交通費がかかったり、外食費がかさんだりして、出費が多くなるんじゃないの?という声もあるかもしれません。たしかに、出かける機会を提供されるのですから、ゴリゴリに節約したい人向けではないかもしれません
でも、安く行ける、という機会が与えられることによって、どこかに出かけようという動機付けになる、という点で、私は有意義なものだと思います
この他にホテルやディズニーランドなどの優待もありますが、それらについてはまた別にお話することにしますね